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      Q&A・質問集では、私達が病院の外来や社会で皆様といつも交わしている会話から、代表的なものを取り上げました。体験談・脳との対話は予防法と脳ドック―脳卒中の危険因子を減らすにはで取り上げた事柄が平板にならずに印象付けられるように配慮して構成しました。その他有用な情報を付記していますので、活用してください。
     
         
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     脳卒中に関するインターネット上のサイトを集めてみました。下のサイト集はどれも均等に有益な情報を有するものばかりです。是非ご自分で訪問のうえご確認ください。なお、リンク先の情報に関する質問は受け付けておりません。

    脳卒中を考える http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/7234/I3.htm
    日本医師会 http://www.med.or.jp/chishiki/nousottyuu/001.html
    脳卒中と闘う http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/6231/ptaindex.htm
    脳卒中の予防と治療 http://202.214.202.101/kenko/rec/10_11gatu/11_04/index.html
    日本脳卒中協会 http://www.patos.one.ne.jp/public/jsa/index.html
    大阪大学医学部脳循環・脈管研究グループ http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/imed1/brain/index.html
    中国労災病院脳神経外科・脳卒中フォーラム http://www.chugokuh.rofuku.go.jp/neuro/n_forum/index.htm
    国立循環器病センター・情報サービス http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/Sick/sick1.html
    月刊現代5月号特集記事「脳卒中はここまで治る」 http://kodansha.cplaza.ne.jp/mgendai/2105/frame4.html
    脳卒中の治療最前線 http://www.ne.jp/asahi/ueda/stroke/

       
         
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    編集者あとがき
    - 後藤勝弥

     健康の心配をしないで、国民が各々の生業に専念できるようにするのが医療や、行政に携わるものの務めですが、非加熱製剤が引き起したエイズ禍の問題は大いなる不信の念を植え付けました。死亡原因、入院の原因ともに第2位、寝たきりや痴呆の原因の最大のもので、最も医療費を喰っている脳卒中医療の現状を見ても、これまでの薬剤の認可状況が不可解な一方、最新の医学研究の成果が医療のシステムになかなか取り入れられず、急性期脳卒中にたいする国の基本姿勢を疑いたくなります。

     高騰する医療費を抑制するため、政府が次々と打ち出してくる施策を受けて病院は懸命の経営努力をしています。その一方、さまざまな税金の無駄使いや、国民がパチンコに費やす金が総医療費を越えていることも報道され、意気を削がれます。また、制度上の制約のため、保健医療で提供出来る医療は最高最新の医療ではないことに医療の現場で働くものの大きなジレンマがあります。

     このような社会に生きる私達にとって、脳卒中は重要な個人のリスクマネジメントであることがお分かりいただけたでしょうか。脳卒中の治療は時間との戦いであるゆえ、どのような症候が出たら脳卒中を疑うべきか、どの病院にいくか、そこでどのようなプロセスで診療がなされるのか。脳卒中にはどのようなタイプがあり、呈示される治療法にはどのようなものがあり、それにどのように対応したらよいのか、オリエンテーションがつけられれば幸いです。

     脳卒中は何よりも予防が大切です。脳卒中は悪い風にあたった為に起こるものという古来の概念は、原因を外に求める考え方ですが、脳卒中を家系という、どうしようもない遺伝的なものとあきらめる風潮もあります。患者さんと生活習慣を巡って長い対話をした晩に見た夢を基に、患者さんとご自分の「脳との対話」を載せました。脳というのは余りに自分そのもののために、意識することは少なく、大事にしないものですが、客観的に見ることも大事だと考えて、無自覚なご主人を守って機能を維持するために、いかに巧妙な防衛機構が働いているかに焦点をあてました。ここには多くの患者さんと医師との交流が縮約されています。

     脳というものは捉えどころの無いもの、近づきにくいものというのが一般の印象だと思います。事実機能も解剖も極めて複雑で、病気も多彩ですので、それを分かりやすくお伝えすることは難しい仕事であることを改めて悟りました。どこまで脳卒中と脳の血管病についてお伝えできたか心許ない限りですが、逐次改訂増補していくつもりです。皆様のご意見を賜りたいとおもいます。


       
         
     
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